鮮やかな緑色の輝きを放つエメラルドは、ダイヤモンドやルビー、サファイアと並んで「世界の四大宝石」といわれています。古代エジプトのプトレマイオス朝最後のファラオ(王)であるクレオパトラも、エメラルドを好んで身に着けていたとされているなど、ジュエリーとして古くから世界中で親しまれてきました。現代の日本でも人気が高く、5月の誕生石や結婚55周年を祝う宝石として人々に愛されています。
今回は、ジュエリーの高価買取を行っているタートル御徒町店が、エメラルドの価値を決める要素と高く売るためのコツを紹介します。
◆エメラルドの価値はこれで決まる
エメラルドは「ベリル(緑柱石)」という鉱物の一種で、深みのある緑色が特徴です。指輪やブローチ、ペンダント、イヤリングに使われるジュエリーとして人気があります。エメラルドの価値を決めるのは「色味の濃さ」と「内包物(インクルージョン)の量」、「カット」、「大きさ」という4つの要素です。
サイズが大きく色味が濃いほど価値が高い
エメラルドの色味はその価値を決める大切な要素です。鮮やかな緑でありながら透明度が高く、暗過ぎないことが大切です。石全体の色味が均一であることも、価値を高めるポイントです。
多少の傷は天然ものの証
エメラルドが生成される際には、どうしても不純物が入り込んでしまいます。そのため、市場でも多少の内包物(インクルージョン)があるのは当たり前と認識されており、多少の内包物であれば価値に影響することはありません。それでも、内包物が少なく透明度の高いエメラルドは希少性が高いといえます。
繊細なエメラルド・カットは職人の腕次第
エメラルドの形も価値に密接に関わってきます。エメラルドは他の宝石よりも強度が低く、カットする際に細かな傷がつきやすいため、加工には高い技術が必要とされます。また、エメラルドの価値を左右する色味や輝きもカット次第で大きく変わってきます。エメラルドは角を落とした正方形や長方形のステップカットが主流。破損しやすい角を削り取り、宝石の透明度を高めるやり方は、「エメラルドカット」とも呼ばれています。また、高い技術があればダイヤモンドなどと同じラウンドブリリアントカットに仕上げることも可能です。
エメラルドの価値はサイズに比例する
カットの仕方によってエメラルドのサイズは大きく変わります。エメラルドも他の宝石と同様にサイズが大きいほど価値が高くなりますが、小さめのものでも色味がよく透明度が高ければ十分な価値を持ちます。一般的には、1~5カラットの人気が高いようです。
◆エメラルドを高く売るための条件
色味や大きさだけでなく、透明度や内包物でも価値が変わるエメラルドの価値を測るためには、確かな鑑定技術が必要です。上記で説明した4つの要素に沿った評価基準がある買い取り業者に査定してもらわないと、実際の価値よりも低い値段で手放すことになってしまうかもしれません。そうならないためにも、エメラルドを高く売るための要素を知り、確かな鑑定技術を持つ業者に持ち込む必要があります。
鑑別書があると価値を明確にできる
エメラルドを鑑定してもらう際には、購入時に付属している「鑑別書」があるとスムーズに進みます。鑑別書とは宝石を化学的に分析した結果が記されており、自然界で生まれたものか人工物かどうかを判別する基準です。鑑別結果として「鉱物名」「宝石名」「カットや加工に関する内容」が記載されています。鑑別所で価値を明確にできるため、高値で買い取ってもらいやすくなるでしょう。
◆確かな査定で高額買取
「使っていないエメラルドを眠らせておくのがもったいない」「デザインが古くなったから買い換えたい」とお考えの場合は、ぜひ一度タートル御徒町店へお持ちください。丁寧な鑑定を行い、できる限りご納得いただける価格でかいとり買い取りいたします。まずは当店までお気軽にご連絡ください。