
祝いの席で振る舞われることの多い「シャンパン」は、プレゼントとしても人気の高いお酒です。シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で作られる発泡性ワインの総称である、「スパークリングワイン」の一種です。農業製品に課されるフランスの法律であるアペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ法(原産地統制呼称)の条件を満たした製品だけが、「シャンパン」を名乗ることができます。
厳しい条件を経て生産されるシャンパンですが、貰ったものの飲まずに自宅の棚に飾ったまま……なんてこともあるでしょう。シャンパンを集めていたけど置き場所がなくなってしまって、手放すことになった方、病気を患って大好きなお酒を断った方などもいるかもしれません。シャンパンを手放そうとお考えなら、ぜひ一度タートル御徒町店にご相談ください。今回はお酒の高価買取を行っている当店が、シャンパンを高く売るためのポイントを紹介します。
高く売れるシャンパンの種類
まずは、お手持ちのシャンパンの種類を確認してみてください。シャンパンの種類によって買い取り価格が大きく変わってきます。有名どころのシャンパンブランドとその銘柄をピックアップしました。
モエ・エ・シャンドン
1743年に創立した「モエ・エ・シャンドン(Moet & Chandon)」は、シャンパーニュ地方のブランドで、自社で多くの畑を所有。長年蓄積されたワイン作りのノウハウに近代的な設備を活かし、クオリティの高いシャンパンを製造しています。「モエ・アンペリアル」や「ロゼ・アンペリアル」、「ネクター・アンペリアル」などの製品が有名です。
ドンペリニヨン
「ドンペリニヨン(Dom Perignon)」はモエ・エ・シャンドン社が生産するシャンパンの銘柄で、通称「ドンペリ」という名前を聞いたことがある方も多いでしょう。日本国内でも高級品として知名度・人気ともに高く、シャンパンの中でも熟成年数が長いヴィンテージものに属します。ドンペリニヨンは透明に近い金色をしており、辛みのある味わいが魅力です。
クリュッグ
シャンパーニュ地方でも最上級とされるブランド「クリュッグ(Krug)」では、収穫年の異なるブドウをブレンドした逸品「グラン・キュヴェ」が有名です。最低6年間も熟成させるため、独自の深みのある味わいを実現しています。「ロゼ」や「クロ・デュ・メニル」などの銘柄も人気です。世界的ファッションブランドである「モエヘネシー・ルイ・ヴィトン」の傘下に入っています。
ボランジェ
1829年に貴族たちの手によって創業した「ボランジェ(Bollinger)」は、必要なブドウの70%をシャンパーニュ地方にある自社の畑で作っています。1884年には英国王室から認められ、王室御用達になりました。1992年には当時の経営者が長年受け継がれてきた製法と倫理、品質を「ボランジェ憲章」として発表。長い伝統を持つシャンパンブランドです。「スペシャル・キュヴェ」や「ボランジェ・ロゼ」などの製品が有名で、芳醇で濃厚な香りが魅力です。
カティエ(キャティア)
「カティエ(Cattier)」はシャンパーニュの中心地であるシニー・レ・ロゼ村にて、名門キャティア家が1763年から家族経営しているシャンパンブランドです。地価30メートルにあるセラーには500万本のシャンパンが眠っています。高品質で爽やかな酸味が魅力の「カティエ・ロゼ・ブリュット」や、爽やかな辛口で琥珀色をした黄金色をしている「カティエ・プルミエクリュ・ブリュット」などが人気です。
アンリ・ジロー
1623年に創業者であるフランソワ・エマールが、シャンパーニュ地方のアイ村に良質なブドウ畑を手に入れたことから「アンリ・ジロー(Henri Giraud)」の歴史がはじまりました。16世紀初頭にはワインの原産地統制呼称として認定され、シャンパン作りの精神とノウハウは現代まで受け継がれています。完熟した桃や洋梨などの香りとシャンパンならではの豊潤さが印象的な「エスプリ・ナチュール」や、奥行きのある味わいが魅力のブラン・ド・ノワール(黒ブドウのみで作られたシャンパン)である、「コード・ノワール」などの銘柄が人気です。
ニコラ・フィアット
創始者の名前をブランド名にした「ニコラ・フィアット(Nicolas Feuillatte)」は1976年に創設されました。創業から40年ほどにもかかわらず、フランスで1位、世界で3位の販売数を達成。ブドウ畑の拡大に加え、伝統と最新の技術を使ってこだわりのシャンパンを製造しています。どんな料理にも合う優しい口当たりの「ニコラ・フィアット ホワイトラベル」や、渋い黄金の色味に洋梨や花の香りアーモンドなどを加えたエレガントな味わいが魅力の「ニコラ・フィアット・ブルーラベル・ブリュット」などの銘柄があります。
シャンパンを高く売るには?
シャンパンの価値を決めるものは、ブランドや銘柄だけではありません。ボトルの保存状態や作られた年代も重要なポイントです。まずは、お手元のシャンパンボトルを確認してみてください。条件によっては、より高値で売れる可能性があります。
保存状態を良くしておく
シャンパンボトルの保存状態が高価買い取りの大きな決め手。ボトルが汚れておらず、ラベルも破れたり汚れたりしていない状態がベストです。売りに出す前に軽くホコリや汚れをふき取っておくといいでしょう。ただし、汚れはヴィンテージものの証でもあるため、無理に落とそうとしてボトルやラベルを傷つけないように注意してください。
液面が低下していない
シャンパンのボトル内部もチェックしましょう。液面が下がっているとシャンパンが気化して外に漏れ出している可能性があります。乾燥を防ぐためにも、シャンパンボトルを横にして保存することで、コルクが液面に浸されて乾燥を防ぎます。これにより、気化したシャンパンがコルクから抜け出しにくくなります。
製造年が記録されている
シャンパンには基本的に賞味期限がなく、年代が古いものはかなりの価値が付いていることも多いです。シャンパンボトルのラベルなどに製造年が記載されているかもチェックしておきましょう。もしもヴィンテージものだったなら、高値で売れる可能性がありますよ。
付属品がすべて揃っている
シャンパンを貰ったり購入したりした際の付属品がすべて揃っていると、買い取り価格に影響します。ボトルの外箱があるといいでしょう。
飲む予定のないシャンパンやお酒をお売りください
“シャンパン”を名乗るために、高い基準と幾多の条件を乗り越えてきたシャンパン。今後飲む予定がないシャンパンが眠っているなら、一度タートル御徒町店へとお持ちください。確かな鑑定によって、可能な限りご納得いただける価格にて買い取りいたします。査定料や手数料、キャンセル料はいただいておりませんので、ぜひ一度電話やメールにてお問い合わせください。また、東京近郊なら出張買い取りも承っておりますので是非ご利用ください!